三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2013年7月分)

活動内容

7月も引き続き、岩手県陸前高田市や宮城県南三陸町で活動しました。

陸前高田市では、上長部地区の「まごころの郷」でナタネの脱穀やニンニクの収穫などの農作業を、地元の方と一緒に行いました(写真左)。

南三陸町でも農作業をお手伝いした他、同町峰畑で泥が詰まった側溝の清掃作業に汗をかきました。かなりの力仕事となり、一般ボランティアとも協力して丸一日がかりで土砂を除去しました(同中央)。

また、南三陸町で恒例となった「福興市」にも参加。設営から開催当日の販売、片付けまでお手伝いしました。当日はあいにくの雨でしたが、志津川の伝統的な踊り「トコヤッサイ」などで盛り上がりました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「作業の他に、語り部ガイドの方に実際被害があった場所を案内していただく機会があり、大変考えさせられました。自分の住んでいる地区の避難所はどこなのか、そこは本当に安全なのか、もう一度きちんと調べておこうと思います。また、つらい体験をしながらも、『震災の記憶を風化させて、同じ過ちを繰り返すことが一番怖い』と使命感を持って語り部をされていることに感動しました。語り部ガイドの方をはじめ、前を向いている地元の方々と触れ合い、今後も何かお手伝いをしていきたいという気持ちが一層強くなりました」
  • 「津波が甚大な被害を与えたわずかな時間に比べて、復興に掛かる膨大な時間。それでも自分たちの町を建て直していこうとする、地域の皆さんの意志の強さに頭が下がる思いがしました。震災から時間が経った今だからこそ、見えてくるものも多いことが分かりました」
  • 「以前の報道から想像していた『被災地』の風景がなくなっていたことに驚きました。瓦礫はすでに撤去されており、一見しただけでは津波が到達したことを想像できませんでした。一方で、風景が変わってきたことで、産業再生や土地活用といった、復興の新たなフェーズに到達してきたという印象も受けました」
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