ボランティア活動レポート
被災地でのボランティア活動レポート(2014年5月分)
活動内容
5月は、宮城県、岩手県でボランティア活動を行いました。
宮城県仙台市では、昨年に続き「仙台国際ハーフマラソン」で、給水などをお手伝いしました(写真左)。同大会には、今年は1万3,000人を超える参加者があり、暑さとあいまって給水ボランティアの活動も大忙しでした。
石巻市雄勝町では、廃校を地域のコミュニティー拠点として再生する計画が進行中です。今回は、トレッキングロードやアスレチックフィールドの整備、巻き割りなどをお手伝いしました(同中央)。
岩手県陸前高田市では農作業を行いました(同右)。上長部では地元の方と協力して、農地の石拾いや種まき、ビニールハウスの引っ越し作業などに汗をかきました。
参加メンバーの声
- 「仙台国際ハーフマラソンは街を上げてのイベント。街全体に満ちていた熱気が明日への活力となり、復興の一助になるのだと感じました。一方で、南三陸では復興が進まない町の現状を見たり、語り部の方からお話を伺う機会もありました。微力ながら今後もボランティアに参加していきたいと思いました」
- 「未来に向けた廃校再生プロジェクトに関わることができて本当にうれしく思います。震災から3年たった被災地には、今だから必要な新しい復興支援の形があり、今だから聞ける体験談がありました。変わっていくもの、変わらないものを知るためには、やはり継続的な参加が大事だと実感しました」
- 「被災地を訪問したのは初めてでした。被害の状況を自分の目で見て、改めて復興までの長い道のりを感じました。特に印象的だったのが、現地では被災した方々の力強く前を向いている姿。『もっと早くに参加すればよかった』『長期的な支援に関わっていきたい』と改めて思いました」