三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2015年9月分)

活動内容

9月は、宮城県の他、台風18号で甚大な被害を受けた茨城県で水害復興支援ボランティア活動を行いました。

宮城県石巻市では、2013年からお手伝いしてきた廃校再生プロジェクトが、農漁業や自然を体験できる宿泊型体験学習施設「MORIUMIUS(モリウミアス)」としてオープン。同施設で、農園の雑草取りや、海岸の清掃などをお手伝いしました(写真左)。

また、同市の石巻専修大学をスタートとゴール会場として開催された自転車イベント「ツール・ド・東北」の運営もサポート。女川町のエイドステーションで早朝からバナナや飲料水を準備したり、コースの誘導などを行いました(同中央)。

この他にも、台風18号の通過に伴う大雨で甚大な被害を受けた茨城県常総市に、9月19~21日の3日間にわたってボランティアを派遣。浸水被害に遭った学校や個人宅などで家具の運び出しや清掃をお手伝いしました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「廃校再生プロジェクトのボランティアには、未来につながる活動に共感し、継続的に参加しています。毎回、『人力では難しいのでは』と思う作業もありますが、終わる頃には成し遂げられていたことに気付かされます。人の団結力のすごさを実感できる活動です。加えて雄勝町が素晴らしく、私も含めて、このプロジェクトに関わった皆さんが『また来たい』と口を揃えるほど。ボランティア活動とともに、そんな雄勝町ファンのリピーターを増やしていくことも復興支援につながると思っています」
  • 「『ツール・ド・東北』当日は、地元の方や参加者の皆さんの楽しそうな様子が印象的で、このイベントが多くの方から愛されているイベントであることが肌で感じられました。ほんの少しお手伝いをしただけですが、やはり参加すると感じ方も楽しさの度合いも違いました。また、被災した小学校や津波の被害にあった方の話を伺う機会もあり、改めて災害や復興について考える非常に良いきっかけになりました」
  • 「常総市の活動を通じて、被災直後の段階では老若男女問わずボランティアが必要だと実感しました。重たいものを運ぶ力仕事をイメージしがちですが、その実態は細かな箇所に至る拭き掃除や、必要な物と処分する物の仕分けなど、手が掛かる作業が多いため、少しでも多くの人が参加することが大事だと強く感じました」
ページ上部へ