三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2018年11月分)

活動内容

11月は、岩手県と福島県でボランティア活動を行いました。

岩手県陸前高田市では、養殖の現場でムール貝の殻に付着した異物の除去や養殖機具の清掃(写真左・中央)、リンゴ農園での収穫などをお手伝いしました。市の復興状況についての講話や市内の視察も実施し、メンバーは被災の痕跡を留めている陸前高田市の被害や現状、将来の計画について学び、それぞれの思いを持ち帰りました。

福島県郡山市では、三菱商事復興支援財団が推進する「ふくしまワイナリープロジェクト」に共に取り組む農園で、リンゴの収穫や選別をお手伝いしました(写真右)。作業後には、ふくしま逢瀬ワイナリーを視察しました。

参加メンバーの声

  • 「陸前高田の風景を目にした時、数年前とあまり変わっていない印象を持ちましたが、講話や市内視察で復興の計画や進捗状況を知り、大変納得しました。同時に、被災地の方々の復興への願いとは裏腹に、復興が進まないやむを得ない事情があることも知り、歯がゆさを覚えました」
  • 「講話の中で聞いた『スーパーや図書館、公園が完成し、ようやく市民生活の基礎ができた。これから復興が始まる』との言葉に、陸前高田の現実を実感しました。市内視察のガイドの方の自らの被災体験を基にした説明と、一番伝えたいことは『幸せに生きてください』というメッセージに心を動かされました」
  • 「普段の業務ではいかに手を掛けないかを求められることが多いですが、作業を通じて、人手でしか解決できないことがあることを肌で感じました」
ページ上部へ