三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2019年6月分)

活動内容

6月は、岩手県でボランティア活動を行いました。

岩手県陸前高田市で、津波によって壊滅した高田松原の再生に向け、松を植えた敷地に生い茂る雑草を除去する作業を行いました。春から夏にかけては、抜いても抜いても雑草が生えてくるため、何度も雑草の除去が必要になるとのことですが、幼い松が成長し、50年後に立派な松原に再生することを願って、皆一心に作業しました。また、語り部の方による講話や市内の視察を通して防災や陸前高田の復興状況についても学びました。

参加メンバーの声

  • 「ある程度復興が進んでいるとはいえ、震災の現場を直接見て、当時の状況を想像し、体感することができました。先人が高田松原を作り上げた際の苦労や、その後守り続けてきた歴史を踏まえ、未来の世代に向けて再生させたいという地元の方々の強い思いを感じ、現場でのボランティア活動にも力が入りました」
  • 「現地に赴き、被災された方々の貴重なお話をお聞きして、ボランティアとして何ができるかということも大切ですが、復興の現場や今を知ることも意義があることだと思いました。東北の復興に向けて何ができるのかはその時々によって違うのかもしれませんが、試行錯誤しながら現地に寄り添い、共生していくものではないかと感じました」
  • 「ボランティア作業の中で、現地の方々から『いつもいつも本当にありがとうございます』といった言葉をいただいたことが印象に残りました。市街地には住む人々も観光客も多くはない印象で、8年経っても復興が進んでいない部分もあるという印象を受け、ボランティアでも観光でも買い物でも、さまざまな角度から現地の応援に繋がる行動をしていけたらと思いました」
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