金属資源グループ
事業紹介 Our Business
金属資源グループ Mineral Resources Group
金属資源グループは、事業環境の変化に応じて、事業モデルの変革を積み重ねてきました。現在では、原料炭や銅を中心とする、世界最高水準のコスト競争力と品質を備えた優良資産ポートフォリオを保有しています。
今後加速する、脱炭素・電化・循環型社会への移行という社会環境の大きな変化においても、鉄や銅をはじめとする金属資源が欠かせません。引き続き、トレーディング・資源投資・事業開発を通じて、「必要とする人に、必要な資源を、お届けし続ける」使命を果たしていきます。
組織 Organizational Structure
鉄鋼原料本部(2024年4月1日新設) Ferrous Raw Materials Division
鉄鋼原料本部では、オーストラリア、北米、南米等の国・地域において、鉄の原料となる原料炭(製鉄用コークス原料)と鉄鉱石を対象に権益を保有し、資源開発や鉱山事業の経営に取り組んでいます。
新興国を中心とする世界経済の成長に加え、低・脱炭素社会の実現に向けたインフラ需要を背景に鋼材需要は中長期的に堅調に推移する見通しにある中、当本部では金属資源トレーディング本部と共に競争力のある高品位鉄鋼原料の安定供給や還元鉄事業など新たな事業展開を通じて製鉄業界の低・脱炭素化にも貢献していきます。
- 取扱品目
- 原料炭、鉄鉱石
- 組織
- 戦略企画室 | MDP事業部 | 鉄鉱石部
クリティカルミネラル本部(2024年4月1日新設) Critical Minerals Division
クリティカルミネラル本部では、再生可能エネルギーを中心とした電化の進展、電気自動車(EV)の普及を背景に中長期的な需要増が見込まれる重要鉱物を安定的に供給するべく、南米、北米、オーストラリア、などの国・地域において、銅やアルミに加え、リチウム・ニッケル等の電池資源への投資や資源開発に取り組んでいます。
重要鉱物の領域は、金属資源トレーディング本部や他営業グループとの連携による総合力が活かせる分野であり、国内外のお客様のニーズに応えることで事業基盤の更なる強化・進化に取り組み、当該領域でのプレゼンス向上に取り組みます。
- 取扱品目
- 銅、アルミ、リチウム、ニッケルなど
- 組織
- 戦略企画室 | ベースメタル部 | アルミ部 | 電池資源事業室
金属資源トレーディング本部 Mineral Resources Trading Division
金属資源トレーディング本部では、社会・産業に必要な金属資源・原材料を安定的に需要家に届ける為、石炭、鉄鉱石、銅、アルミ、ニッケル、リチウム、貴金属などのトレーディング事業をグローバルに展開しています。
物流を伴う現物取引においては、シンガポールに設立したMitsubishi Corporation RtM International Pte. Ltd.を本社とし、日本、中国、インド、欧州、米州を中心とする拠点や当グループの鉱山経営、資源開発を担う他本部とも連携し、脱炭素・電化・循環型社会への移行という社会環境の大きな変化においても、マーケットの状況を常に把握しお客様のニーズに応えることで社会課題の解決に貢献していきます。
金属先物事業を展開するTriland Metals Limitedでは、ロンドン本社、ニューヨーク・東京・シンガポール支社を通じて、価格変動リスクに対するヘッジサービスをお客様に提供しています。
- 取扱品目
- 石炭、鉄鉱石、ニッケル、クロム、モリブデン、リチウム、銅・鉛・亜鉛精鉱及び地金、錫地金、アルミ地金・二次合金、アルミ製品、ボーキサイト、貴金属、レアアース等
- 組織
- RtM事業室