三菱商事

Global Now

今、私たちはどのような社会に生きているのか。

世界中で起きている出来事をシリーズでお伝えします。

ファッション

機能の進化、きらめく技術

ファッションは時代や流行を映す記号としての社会価値を持つ一方、からだの防御・防寒という機能的要素も兼ね備える。セーターを例にとると、編み方や形状の豊富さからトレンド発信の一翼を担い、他方で防寒服の定番という地位も保ち続ける。

セーターの起源は11世紀にさかのぼる。北方のノルマン人が地中海のシチリア島からイスラムの手芸技術を持ち帰り、地元イギリス海峡ジャージー島の漁師のために編み物を作った。これをジャージーと呼び、現代のセーターとほぼ同義とされる。

日本でジャージと呼ばれる運動着もこの島に由来する。1600年に島の知事がエリザベス女王へ機械編みのストッキング「ジャージーストック」を贈ったところ、温かく伸縮性に富む履き心地を気に入り、「ジャージー編み」と呼ぶことを認めたという。この編み方の生地が日本のジャージである。

現代でもファッションは機能を追い求め、さらなる進化を続ける。デッドエアーと呼ばれる羽毛が持つ暖かな空気層を人工的に作り出す技術や、分子レベルで設定した温度を保つ素材の開発など、日本の技術は世界の衣料業界をリードする。日本のものづくり力は、これからも未来のファッションを紡いでいく。

快適性繊維の市場推移(億円)

PROJECT

ライフスタイル全般のパートナーへ

天候や気温の急激な変化があっても、衣服内の温度や湿度をコントロールする防水透湿素材「DiAPLEX(ディアプレックス)」。三菱商事ファッションでは、このような新素材や加工技術の開発をはじめ、アパレルや服飾雑貨の企画・生産、販売・物流まで一貫して提供しています。世界各地に広がるネットワークを生かしてライフスタイル全般の新しい提案を進めていきます。

2013年11月17日 朝日新聞「GLOBE」掲載
ページ上部へ