MCの「ヒト」を知る Know MC's People
- あなたの心を奮い立たせた言葉は?
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努力や頑張りを必ず見ている人がいる

山下 貴美子
モビリティグループ
モビリティグループCEOオフィス
(2024年11月取材当時)
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その言葉にまつわるエピソードは?
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入社2~3年目の頃です。欧州事業の株式売却案件を担当する中で、売却相手との交渉、売却対象先のマネジメントとの協議、現地弁護士や社内関係者との調整など、複雑な案件についていくことができず何をやっても失敗し、怒られる毎日でした。当時はつらいと感じることもありましたが、今となっては、一つ一つ丁寧に教えていただいたことが、大きな糧となっています。いくら仕事をしても終わらない日々の中で、自分の存在が周りに迷惑を掛けているのではと思っていたところに、同じ案件を最前線で担当されていた先輩から掛けていただいた言葉です。たとえ力不足だったとしても、今の自分にできる全力で取り組むことは無駄ではないかもしれない、将来につながるのかもしれない、と思えました。
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現在の仕事のやりがいは?
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国内外への出向など貴重な経験をさせていただきましたが、事業内容という意味では、入社以来一貫して自動車の販売に携わってきました。現在のモビリティグループ経営計画ユニットの仕事は、自グループの戦略を策定していく上で、グループ内、また、他の営業グループで取り組んでいるさまざまな事業や案件を知ることができ、ぐっと視野が広がったような感覚があります。他グループとの協業・共創案件にも関わることができ、総合商社の幅の広さやダイナミックさに触れ、大きなやりがいを感じています。
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次なる挑戦、どのような世界を実現したい?
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モビリティ業界は、電動化や自動運転の発展など、「100年に1度」といわれる変革期を迎えています。他産業分野との境界も曖昧になりつつあります。そんな変化を広く見て、業界の動きを間近に感じることのできる経営計画業務に携わっているからこそ、一歩先、半歩先のモビリティ業界を想像しながら、新しい価値の創出に向け、限界を決めずに挑戦していきたいと考えています。
略歴
2012年入社(自動車事業本部 自動車欧州・中東・アフリカユニット)。15年に英国の自動車販売会社であるThe Colt Car Company Ltd.へ半年間の研修で派遣。日本へ帰任後、17年から三菱自動車工業株式会社へ出向し、ロシア/欧州事業に従事。19年にスペインの総合モビリティ会社であるAstara Mobility, S.A.へ出向し、約4年間の駐在期間を経て現職。