生物多様性 : 取り組み

取り組み

事業活動における保護・保全事例

BMA採掘跡地環境修復

資源の開発においては、周辺の生物多様性や森林、水などへの配慮が必要です。また、地域社会が重要なステークホルダーの一つとなります。三菱商事が豪州で進める原料炭事業は、採掘の前後も細心の注意を払い、自然環境、そして地域社会との共生を果たしています。

BMA採掘跡地環境修復

大規模な露天掘りとリハビリテーション

BMAでは、社会・環境との共生を図る上で社会の期待や環境規制の要件も考慮し将来的な閉山計画の策定を含め、責任を持って対応しています。法令遵守をするとともに、環境影響評価を踏まえつつ、行政や専門家のレビューも経て、適切な閉山計画を策定します。閉山およびリハビリテーション(原状回復)コストは毎年の長期操業計画の過程で必要に応じて見直され、計画に沿ったリハビリテーションを実施し、社会・環境への負荷の最小化に努めています。

BMAの炭鉱は、大半が露天掘り炭鉱で構成されています。露天掘り炭鉱では、石炭層まで最大で200mを超える土砂を取り除いていく作業(剥土)が必要です。

採炭はまず表土を剥がすところから始まります。雨の少ないこの地方では、森林は発達せず、表土は灌木混じりの草原に覆われています。30~40cmの表土を植生ごと剥がし、この表土を別の場所に将来のリハビリテーションのために保存しておきます。その後、剥土、採炭と採掘プロセスを進めていくと最終的に残る大きなくぼみ(採掘跡)は、整地の上、適切に管理していた表土で覆い、周辺で採取した種子を使って植栽します。

  • 露天掘りの風景
    露天掘りの風景
  • 採掘現場のリハビリテーション
    採掘現場のリハビリテーション

また修復後も回復状態をモニターし、リハビリテーション完了後の地形が安定しているか、流れ出る水質が適切なレベルか、草木がしっかりと根付いているかをチェックします。BMAでは計画策定、修復作業や調査に当たるために専門家が活躍しています。

  • リハビリテーション前
    リハビリテーション前
  • リハビリテーション後
    リハビリテーション後