サステナビリティ推進体制 : ステークホルダーとの対話(外部視点の取り込み)
ステークホルダーとの対話(外部視点の取り込み)
三菱商事では、刻々と変化する社会からの要請を的確に捉えこれに応えるべく、株主を含む投資家やNGOとの直接的な対話、個別案件における地域コミュニティとの対話、サプライチェーン調査を含むサプライチェーン・マネジメントに取り組んでいます。全てのステークホルダーの皆さまと建設的な対話を実施し、そこで得た示唆を施策の立案・実行に還流していくことが、継続的かつ中長期的な企業価値の向上を図る上で重要と考えています。
サステナビリティに関して、投資家・NGO・NPO等と国際会議・個別面談や、機関投資家とのESG対話を実施しています。本対話を通じて、低・脱炭素社会への移行に向けた当社戦略への期待や、化石燃料を巡る個別案件への取り組み方針に関し、各ステークホルダーの見地から貴重なご意見を頂いています。得られた示唆を施策へと還流し、策定した施策の適時・適切な開示を進めていきます。
また、グローバルに環境・社会に関する最新動向を把握するため、欧州・米州・東南アジアなどの各地域にサステナビリティ担当部局を設け情報を共有・連携するとともに、「国連グローバル・コンパクト」「持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)」などの団体へ加入しています。
サステナビリティラウンドテーブル
当社は、サステナビリティに関する知見の共有および建設的な意見交換の場として「サステナビリティラウンドテーブル」を設置し、ここで得られた示唆を、サステナビリティ施策や営業グループの戦略立案・事業推進に加え、社内での各種審議に活用しています。テーマに応じて、幅広い視点と専門性を有する外部有識者を随時招聘しており、主な検討テーマは以下の通りです。
主なテーマ
- マテリアリティ
- 気候変動への対応
- 自然資本・生物多様性
- 人権/サプライチェーン・マネジメント
- ステークホルダー・エンゲージメント