サステナビリティ推進体制 : 開示(サステナビリティ・ウェブサイトの位置付け)
開示(サステナビリティ・ウェブサイトの位置付け)
当社は、ステークホルダーの皆さまの要請も踏まえながら、サステナビリティの取り組みを適時・適切に開示しご理解いただくこと、および開示した取り組みへの示唆を取り組みに反映していくこと、この一連のサイクルが重要であり、当社の中長期的な企業価値の向上に寄与するとの認識に基づき、サステナビリティ関連情報の開示に積極的に取り組んでいます。
「サステナビリティ・ウェブサイト」(以下、本ウェブサイト)で開示している情報について、サステナビリティに関する基本方針・重要事項は、サステナビリティ委員会での討議を経た上で、最終的には社長室会で決定し、取締役会に報告をしています。また、その他主要な情報の更新に当たっては、コーポレート担当役員(CSEO)の承認を経て情報開示を行っています。
本ウェブサイトでは、統合報告書やこれまで「ESGデータブック」などで開示していたESG関連情報を集約するとともに、複雑化するESG評価機関・開示基準の要請に適時に対応することを目的として開設しました。主にESGに関心の高いステークホルダーの皆さまにご参照いただく媒体として、複数のESGレポーティングガイドラインを参照の上、ESG項目別に整理し、情報の一覧性を高めており、従来の報告書の型式としてPDF型式での出力も可能となっています。
今後も、ESG開示に対する皆さまからのご意見を参考にしながら、より分かりやすい開示となるよう改善を図ることで、皆さまとの建設的な対話に資する良きコミュニケーションツールとしていきます。
連結ベースでのサステナビリティ情報の収集
当社のサステナビリティに関する定性的・定量的情報の把握を目的として、事業活動を行っている全ての連結先に対して、環境・労働安全衛生調査を毎年実施しています。集計したデータは、経営に報告するとともに、当社サステナビリティ施策などの検討の基礎資料として活用しています。
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調査対象先選定
(3月)営業グループ・部門に対し、調査対象先を確認。調査対象は事業活動を行っている原則全ての連結先であり、子会社、関連会社、および共同支配事業・企業が含まれます。
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調査開始
(3月)調査項目には、温室効果ガス(Greenhouse Gas:GHG)、水、廃棄物、労働安全衛生データ、寄附額などのデータおよび環境マネジメントなどのマネジメント方針が含まれます。
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調査完了・報告
(6月~)調査結果は、サステナビリティ委員会等を通じ、経営に報告しています。
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開示
(6月~)一部のデータは、信頼性を高めるため、独立した第三者であるデロイトトーマツサステナビリティ(株)の保証を受け、各種媒体やCDPにて開示しています。